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エッセイ:横堀ふみ「滞在記:シンガポール、バンコク編」

(Dance Asia ニュースレター vol.013より転載)

 今はアメリカ、ニューヨークにいる。今回の旅の最終地点となる。一昨日着いたばかりなので、地理・生活感覚がまだよく掴めていない。

 さて、今回はアジアでの旅の最終章、シンガポールとバンコクの状況をレポートしたい。
 シンガポールへは、クアラルンプールからバスの乗って僅か五時間ほどで到着だ。多くの旅行会社が一日に何本ものバスを運行している。とても便利で快適だった。

 日本から持っていった東南アジア全般をカバーしたガイドブックを、どこかに置き忘れてきたらしい。出発直前に、バスの中で読もうと探しのだが見当たらず、これは困った。宿泊先のめどは若干つけて行ったつもりだが、土地勘もないまま入国。そして何軒かのホテルにあたったが、その高さに卒倒。まずはビジネスホテルに滞在し、ネットサーフィンしながら、安い物件を探す。(事前に予約しなさい!という話ですね、はい。)最終的にはアラブ・ストリートにあるゲストハウスに腰を据えることに。ドミトリーだったが、「住めば都」とはこのことで、同部屋の人達と他愛のない話ができて楽しかった。

 ここは、主要な美術館、劇場やアートセンターが街の中心地に集まっており、短時間で、ぐるっと歩いて見て廻ることができる。その中でも印象的だったスペースを三つ挙げたい。

●The Necessary Stage Theatre
シンガポールの中心地からバスに乗って30分程。マリン・パレード・コミュニティ・ビルディングの一角に、劇団The Necessary Stageの根城である小さな劇場がある。手頃な大きさのスペースで、稽古時には客席を省スペースでしまうことができたりと、使い勝手がよくなる工夫が随所に施されていて、居心地がいいブラック・ボックスだった。ここは、作品制作に集中する為の場所で、本公演はシンガポールの中心地にある劇場で行うとのこと。土地代の高いシンガポールは、日本と同じく稽古場状況が大変な模様。

●72-13
シアターワークスを率いるオンケンセンのスペースである。ここは真っ白に塗られている。ギャラリースペースと劇場(オルタナティブ・スペース)の二部屋がある。劇場の方は、長方形の余計なものが何一つない広く大きな空間。客席や舞台は、作品の内容によって自由に組み替えていく。ここは作品の構想を明確にし、戦略を周到に持っていないと使いこなせない印象。なかなか手強い空間であると感じた。

●The Substation
シンガポールの演劇界の父、クオパオクンが創設したアートセンターである。100席程の劇場と、スタジオ、ギャラリーが併設されている。どの部屋もとても丁寧に手入れが施されて、使う人々、スタッフの場所への愛情をひしひしと感じる。エスプラナードという大劇場、中劇場を兼ね揃えたセンターが近くにあるので、このスペースではトレーニング/プロセス/実験的な試みに力を入れている。

 今回の滞在ではどの空間でも実際の公演に立ち会うことができなかった。本当に残念。

 次は、バンコクに移動。旅の疲れが出てきたことと、滞在が一週間しかなく、あまり見て廻ることができなかったが、二つのスペースを挙げてみる。

●Crescent Moon Theatre
ビルの一角にある小さな劇場。60名も入れば、もう満席以上である。始めは劇団の事務所であったスペースを、今やパソコンがありインターネットが繋がれば、自分たちの為のスペースに作り替える方がいいのでは、ということで、改築を繰り返しながら現在に至っている。 大きな上演を一度行うより、よりたくさんの上演を実践しようということで、数多くの実験が繰り返されてきている。

●Pichet Klunchun Dance Studio
ここでも度々取り上げているピチェ・クランチェンのスタジオである。バンコクから車で30分ぐらいだろうか。ピチェの自宅に併設されている。二年前の夏にいちどお邪魔したが、そこからさらに様変わりしている。一階の稽古場の天井がぶち抜かれて、吹き抜けの空間になっている。居心地よく集中しやすい空間になるよう配置された様々なもの。この空間から、さらに力強い作品が生み出されていくことと思う。

 作品や表現が生まれ出る場所を中心に、アジア五カ国を巡った旅。
 次はニューヨークにある様々な場所を訪ね、レポートできたらと思っている。

(「Dance Asia ニュースレター」は月二回、1日と15日にメールで発行しています。購読ご希望の方は danceasia@gmail.com まで、件名を「ニュースレター配信希望」とした上で、お名前、ご職業・ご所属、メールアドレスを明記の上、お申し込みください。なお個人情報は、このニュースレターを送付する以外の目的には使用いたしません)


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  • 2010/03/21 11:09 AM









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